看護師の求人(転職)

ABOUT US

平郁会の特徴

平郁会はどんな医療法人?
平郁会を選ぶ理由を知ろう

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平郁会では患者さまのためにお役に立ちたい、
社会貢献したい等、
同じ志を持ちチーム医療を推進する
お仲間を大募集しています

医療法人社団平郁会は、東京・神奈川・千葉を中心に、北海道、長野、茨城、群馬で訪問診療のクリニックを展開しています。
患者さまおひとりおひとりの異なる状況やニーズに応えられるよう医療サポート体制を整え、安心して選択していただける訪問診療を目指しています。

24時間365日、患者さまの緊急コール・往診の対応、重症疾患の診察、専門医による診療体制を整えています。今後は訪問診療が不足している地域に平郁会のシステムやノウハウもって積極的に拠点を開設し、社会貢献をしたいと考えております。 訪問診療を提供するための基盤をより強固にし、訪問診療を求めている多くの患者さまに対して価値提供をしてまいります。

『タテ』ではなく、『ヨコ』の関係を意識し、
チーム医療を推進しています

平郁会には医師、看護師、メディカルサポーター等様々な職種が在籍をしていますが、組織として職種による上下関係をなくし、『タテ』ではなく、『ヨコ』の関係性を重視し、フラットな組織を目指しており、人間関係も良い職場です。
患者さまを支える職員全員が心を一つにして日々協力し、『患者さまが家で最期まで暮らし続けられる社会』の実現に向けチーム医療を推進し、笑顔でやりがいをもって輝ける職場を目指しています。

平郁会はオンとオフをしっかり両立し、
長く働ける職場環境を提供しています

平郁会は24時間365日訪問診療を提供していますが、平日の日中と夜間・時間外をチームで分け、分業制を確立しています。夜間は日中とは別の当直医による往診体制に加え、看護師によるコールセンター、往診をするメディカルサポーターのチームが存在しており、基本オンコールがありません。また各職種に対する評価制度も確立されており、年2回、評価に基づき、昇給があります(2022年平均昇給率2.3%)。永年勤続制度や学会出張制度、資格取得支援制度もあり、また外部業者の利用による福利厚生の制度も充実させています。
年1回、全職員に対して『職場満足度アンケート』を行い、職員からの要望に関しては継続して改善をするようにしています。

数字で見る平郁会

  • 従業員数

  • 職種別従業員数

  • 訪問診療医師リファラル採用比率

  • 常勤職員男女比

  • 常勤職員年齢構成比

  • 女性の産育休取得率

    月平均残業時間

    有休消化平均日数

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ご相談・見学はこちら

WORKS

看護師の仕事

訪問、コールセンター
それぞれの業務内容をご案内

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  • 訪問
  • コールセンター

訪問診療

■訪問診療の帯同、診療サポート
診療に帯同し、処置やカルテの代行入力、施設スタッフや連携先への情報共有を行っていただきます。
訪問先で行う主な検査・処置
- 予防接種、採血、心電図
- 膀胱留置カテーテル、経鼻経管栄養チューブの交換
- 褥瘡ケアなど

■多職種連携
患者さまには訪問看護師、薬剤師、ケアマネージャーなど様々な職種の方が連携しています。そのため、必要な書類の作成やお電話でのコミュニケーションが必要となります。
自動車運転免許取得者優遇!
クリニックごとに運転業務が発生する場合もありますので、応募の際にご確認下さい。

コールセンター

■電話受付

■往診チームとの連携、電話折り返し案件の取次

■PCへの問合せ情報の入力

ー相談内容ー
■介護施設からの報告(当院医師からの指示についての結果報告)
■お看取り、熱発、転倒、デバイス抜去、内服薬等の相談
単に医師へ取次をするだけではなく、電話を通じて患者さまやご家族の心配を取り除いたり、和らげたりする役割を担うやりがいのある業務です。
入社時に必ずOJTを行い、ラダーを用いて丁寧に指導します。業務中も先輩看護師がフォローしますので、電話対応が初めての方でも安心です。

  • 訪問
  • コールセンター
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INTERVIEW

スタッフインタビュー

平郁会を選んだ理由や仕事のやりがいは?

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  • 訪問
  • コールセンター

訪問診療主任看護師・特定行為看護師
上杉 聡子
平郁会在籍4年目
2022年特定行為看護師資格取得

自身のライフステージに合わせた職場・勤務形態で看護師としてのキャリアを重ねてきた上杉聡子は、2018年に医療法人社団平郁会に入職。訪問診療という新たなるフィールドで看護師の存在意義を改めて模索しながら、患者ファーストな医療への挑戦を続ける。2022年特定行為看護師資格を取得。

今までつちかってきたスキルを活かしながらも、
より患者さまに寄り添える訪問医療の道へ

看護学校卒業後は急性期の病院に5年間勤務し、その後結婚出産を経て有床クリニックに転職しました。2人の息子が幼い間はパート勤務をしていましたが、長男が中学校に上がって育児に余裕ができてきたことで、さらなるやりがいを求めて転職を決意しました。
訪問診療に興味を持ったのは、機材や人材がすべて揃っている病院とは違って、限られた設備・情報・時間の中で行う医療であること。そうした環境下で自分の経験や力を活かしてみたいと思ったからです。また今後の高齢化社会を見据えたことも理由のひとつです。訪問診療は医師と共に行う医療でありながらも、患者さまの生活や介護により近い仕事だと思いました。
平郁会を知って、在宅での医療サポート体制が整っていることや、在宅でもできることの多さに驚きました。この職場で私も訪問診療の看護師として、患者さまが住み慣れたご自宅で過ごすお手伝いをできればと考えました。

医師と看護師の視点をうまく融合し、
医療の質を上げることが使命

1日の仕事の流れとしては、まず朝会で患者さまの情報共有・申し送りをします。その後、患者さまのいる自宅や施設を回り、採血・点滴・カテーテル交換・治療のサポートなど必要な処置を行います。移動中の車内では訪問介護士やケアマネージャーの方と連携を取ったり、病状に合わせた緊急時のスケジュール調整、治療に要する備品の手配などを行なっています。訪問診療の看護師は医療従事者としてのスキルだけでなく、情報処理力やコミュニケーション能力も磨かれる職種だと思います。

現在は入職4年目で、今でこそやりがいと充実感をもって仕事ができていますが、入職当初は看護師として自分に何ができるのかを模索する日々でした。というのも訪問診療は、極端に言えば医師さえいれば成り立つ仕事。そこで看護師の存在意義を考えた時、自分にできるのは「医療の質を上げること」だと気づいたんです。例えば医師だけではカバーしきれない部分をフォローしたり、容態の微細な変化にいち早く気づいたり、患者さまやご家族が話しやすい・相談しやすい相手でいること。自分はそこを極めようと取り組んできました。お看取りまでご家族の方と共に寄り添えたり、ご逝去された患者さまの遺族に対するケアができるのも、訪問診療の看護師だからこそだと思っています。

信頼し合えるチームで働く喜び
現場の声が素早く反映される職場

平郁会は、医師・看護師・メディカルサポーターが上下関係ではなく対等な関係で働く、「チーム医療」という側面がとても強い職場です。現場では医師が看護師の気づきや意見を尊重して行動に移してくれるなど、互いにリスペクトの気持ちを持って仕事をしているので、それがモチベーションややりがいにもつながっています。
大病院などは現場の声が上層部に届きにくかったりすることもありますが、平郁会では若いメディカルサポーターの意見もしっかり吸い上げる環境があります。また残業削減への取り組みや、土日・夜間などでの分担もしっかりなされていて、業務外はきちんと休めます。私たちが疲弊してしまっては患者さまに最良の医療を届けることはできませんし、プライベートが充実していなければ仕事もがんばれませんよね。資格や業務内容に応じた公平な評価をしてくれますし、今後さらに働きやすい・チャレンジしやすい環境へと柔軟に変わっていく職場だと思います。

周囲の応援に恵まれて資格を取得
吸収したことを現場に還元していきたい

平郁会の資格取得支援制度にも後押しされ、昨年から特定行為研修を受講。仕事と育児を抱えながらの勉強は大変でしたが、今年晴れて合格し、資格を取得することができました。受講中は実習や試験の都合でお休みをいただくこともありましたので、法人や仲間の協力なくしては成し遂げられませんでした。また私の体を気遣いながらも理解・応援してくれる家族にも、感謝しかありません。
今後は特定看護師として、習得したことを患者さまに還元していきたいです。私が来たことで早く対応を受けられて助かった!と思っていただけるよう、自分を必要としてくださる患者さまやそのご家族の待つ現場へどんどん飛び込んでいきたいです。

医療の仕事は、患者さまを柱としていれば絶対にブレることはないと思います。けれど組織や人間関係が壁となって、患者さま中心で動けない場面もあるのが現実です。そうした中、患者さまが困らないよう、辛くないよう、ご希望に添えるように関わっていくことができる、それが訪問診療の魅力でもあるのではないでしょうか。

コールセンターマネージャー・特定行為看護師
吉岡 純子
平郁会在籍5年目
2021年特定行為看護師資格取得

看護師としてキャリア10年以上の吉岡純子は2018年4月、医療法人社団平郁会に入職しました。平郁会の夜間コールセンターの開設に携わり、マネージャーとして活躍しています。彼女が現在の仕事に至った経緯や、24時間365日体制を整えて患者さまファーストの訪問診療を提供する平郁会の取り組みを紹介します。

看護師をあきらめた母の代わりに、
夢をかなえたい一心で突き進む

2018年5月、平郁会に夜間コールセンターが開設されました。在宅療養中の患者さまやそのご家族からの電話を、医療従事者である看護師が受け付けるコールセンターです。開設前にその準備段階から関わってきた吉岡純子は2022年7月現在、コールセンターで働く看護師の管理業務や教育・育成などを担いながら、自らも戦力のひとりとしてチームを引っ張っています。

吉岡「私たちは現場に出ることはなく、あくまでも電話応対のみ。でも、患者さまの症状を聞いて一時的な処置の方法をお伝えするなど緊急時に的確な判断を下すことは、知識と経験のある医療従事者だからこそできることだと思っています。『看護師さんが対応してくれてよかった』というご利用者さんからの声が、大きな支えになっています」

そんな彼女は、母の夢をかなえたい思いから看護師を志しました。

吉岡「いろいろな事情があって看護師をあきらめたという母の話を、小さいころから聞いていました。中学生のときには進路を決め、ボランティアにも興味をもって地域の社会福祉協議会に通って手話の勉強もしたりしました」

社会福祉協議会でいろいろな不自由な思いをしている人に直にふれ、誰かの力になれる仕事の意義を強く感じた吉岡。しかし看護師への道のりは遠く、その後大変な回り道をしながら夢を追い続けることになります。 高校卒業後、看護師専門学校へ入学し、1年在学して妊娠。退学して出産し、育児をしながら働いてお金を貯め、子どもが2歳になったときに准看護師学校に入学します。

仕事と育児をこなしながら学校に通い、2年間かけて准看護師の資格を取得。脳外科の病院に2年間勤務したのち、正看護師を目指して看護師専門学校に入学し直し、足かけ9年かけてようやく夢をつかんだのです。

吉岡「どうしても正看護師になりたかった。夢は絶対にあきらめられなかったです」

夢を実現し働きだした急性期病院で
父の病気を機に夜間専門の看護師に

晴れて正看護師となった吉岡は24時間体制の急性期病院で、高度で専門的な医療を学びます。勤務して5年がたち看護師として順調にキャリアを積み重ねていたとき、父が難病指定の病気になり、自宅で療養することになったのです。

吉岡「夜は母が家にいますが、昼間は父ひとりでした。父のことが心配だったので、病院は夜間勤務にしてもらいました。それ以来当直がメインとなり、夜間専門の看護師としてICUや救急外来を担当し、夜勤の看護師の管理業務なども受け持ちながら5年間働きました」

急性期病院で10年間勤め上げた吉岡は、これまでとは違う分野で自分を試してみたいという気持ちから新しいステージを模索します。以前から退院後の患者さまに興味があり、いつかは訪問診療に関わってみたいと思っていたことから平郁会への転職を決意しました。

吉岡「急性期病院で長く働いていて感じたのは、最後はご自宅で過ごしたいと希望される患者さまが多いことです。また、患者さまのご自宅や入居している施設などで行う訪問診療には、現場での処置にどんな工夫があるんだろうということにも関心がありました」

そして、彼女が平郁会を選んだ最大の理由が、夜間コールセンター業務という仕事そのものに感じた可能性です。

吉岡「当時、別の医療法人に所属する知り合いの看護師から、コールセンターの話を聞いていました。夜間に不安を訴えてくる患者さまのために、看護師は電話口で支えることもできるんだと知り、これまでの経験を生かしてみたいと思ったんです」

こうして入職した平郁会で、吉岡は夜間コールセンターの立ち上げという大きなプロジェクトに関わることになります。

看護師がファーストコールを受ける
夜間コールセンターの開設に奔走する

2022年7月現在、平郁会は東京・神奈川・千葉・群馬、北海道、長野、茨城の14のクリニックで合計5000人を超える患者さまを受け入れています。24時間365日、質の高い訪問診療を提供するために、昼間と夜間で完全に分離した当直医体制をとっています。
夜間のオンコールは夜間専門の当直医が受けていましたが、診療中で電話に出られない場合に対応が遅れることや、ご家族や、施設の介護職員がうまく患者さまの容態が医師に伝えられないということもあり、看護師が受電する体制に変更しました。看護師が1次受けを行う理由は、医療従事者ならではのヒアリングとアセメント力をもって、1分1秒でも早く医師に患者さまへの電話の折り返しを依頼することを目標としています。

その課題をクリアし、患者さまの不安を解決するために、吉岡に夜間コールセンターの開設と運営が任されたのです。吉岡と常勤の看護師の2人でイチからスタートし、マニュアルや教育システムなど必要なものをかたち作っていきました。

吉岡「電話応対によるミスや事故を未然に防ぐための情報収集など、患者さまにとっていいと思うことを上司の許可を得てひとつひとつ取り組みました。前の病院でも医療安全の推進などに関わっていたので、とてもやりがいを感じました」

何より、自分を信頼し応援してくれた平郁会の温かな職場の風土に後押しされたという吉岡。
2022年7月現在、夜間コールセンターの看護師は常勤7人、非常勤6人となり、合計13人でシフトを組み、日々5000人以上の患者さまの平日の夜間と休日の昼間の電話応対業務に当たっています。

吉岡「夜勤は月に9~10日程度で、ひと晩に30~60件前後、土日祝日の日勤は100件前後のコールがあります。どの患者さまも不安や苦痛があって電話をしてきているので、応対はすべて一期一会の精神です」

つい先日は、施設担当者から入居の患者さまが食事中に窒息したという電話がありました。吸引や酸素投与といった窒息の場合の一時的な処置の方法をマニュアルに沿って伝えたうえで、救急搬送の手配やご家族への連絡をしてもらうようにお願いし、ことなきを得ました。
慌てている相手に対して、医療従事者としていついかなるときも冷静に適格な指示を出すことが吉岡たちの役目です。

訪問診療のコールセンターとして日本一に!
声で伝える看護で患者さまに安心を届け、
社会的使命を果たしたい

吉岡はいま、夜間コールセンターを担う人材の育成に力を入れています。現場を知るために、訪問診療に同行して実際の訪問診療を学ぶことを毎月の研修に決めました。
また、月に1度看護師会を開き、コールのあった患者さまに対しお互いに自分だったらどう応対したかという症例検討も行なっています。看護師会の日には常勤の医師による勉強会を開いて、訪問診療で使用している器具や処置の方法を学ぶなど常にスキルアップを図っています。

吉岡「私たちが行なっているサービスは、声でしか伝えられない看護です。でも、すぐに往診の手配をして心配を取り除いたり、マニュアルにはない部分で患者さまの苦しみに共感して不安をやわらげるなど、電話だからこそ伝えられる看護があると思っています」

夢中で働き、気がつけば人を育てる立場になっていた吉岡。仕事を続けながら必死で育ててきた子どももいまでは成人になり、吉岡と同じ看護師の世界へ入りました。

吉岡「子どもが小学生のころ、旅行帰りの飛行機の中で急病人が出たことがありました。アナウンスを聞き、最初は小さな子どものそばを離れていいものか悩んだんですが『自分は大丈夫だから行ってきて』と本人に言われ救助に向かいました。そのときの出来事が印象深かったようです」

吉岡は意識的に時間をとり、子どもとお互いの状況や仕事に対する考えなどを話し合うようにしています。

吉岡「私はコールセンターを軌道にのせて、日本一精度の高い医療的な応対能力をもったチームにすることが使命だと思っています。そしていつかは訪問診療の現場にも出たい。子どももいまは、高度なスキルを学ぶために救急の現場を目指していますが、ゆくゆくは訪問診療に行きつく気がします」

在宅療養は大好きな家族に囲まれて自分らしく過ごし、入院生活ではわかりにくい季節の移り変わりや時間の経過も感じることができます。そんな患者さまたちの安心を吉岡は今日も、声で伝える看護で支えています。

2021年3月、吉岡は1年間コール業務の合間に厳しい特定行為研修を修了して特定看護師となり、気管カニューレ、胃瘻、膀胱瘻等の交換ができるようになりました。平郁会では訪問診療で活躍したい看護師さんを支援する風土があります。

  • 訪問
  • コールセンター
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CROSS TALK

座談会

看護師・山岸視香と菅原亜季穂が感じる
訪問診療看護師のやりがい

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平郁会には看護師として働きながら育児を行う看護師も多く在籍しています。
看護師・山岸と主任看護師菅原は育児をしながらナースとして働く”ママさんナース”です。

看護師を目指したきっかけもさまざま
個性あふれる平郁会の看護師

菅原さん

平郁会を選んだ理由は、面接をしたときにお話をした、ドクターの患者さまに向き合う姿勢を聞いたことです。『患者さまの価値観、人生観を大切にします』という理念にも共感し、入職しました。

山岸さん

多岐にわたる診断科の専門医が多いことも、大きな魅力です。皮膚科や眼科、精神科、神経内科のドクターがいます。高齢の患者さまは皮膚や目のトラブルも多いのでニーズも高い。患者さまのケアを専門医の指示で行うことができるので安心感があります。日勤・夜勤と業務分担もしっかりしているため、子どもがいるママさんナースも働きやすい環境です。

菅原さん

私と山岸さんもママさんナースです。2人とも土日祝日は完全にお休みをもらっています。勤務外で呼び出されたり、電話がかかってきたりすることもほとんどないので、休みの日は家族と過ごす時間をしっかり取れますよ。夜間もコールセンターがあるのでオンコールもありません。

山岸さん

子どもが風邪を引いたときなど、急なお休みも対応してくれます。看護師が足りない場合は、平郁会の近隣クリニックから応援の看護師が来てくれる体制が整っているので、自分の家族と看護師の仕事、どちらも大切にできるんです。

菅原さん

急なお休みでも、みんなが嫌な顔ひとつせず『お互い様だよ!』って言ってくれるんです。すごく嬉しかったですね。私も他のナースがやむを得ずお休みするときは『お互い様!』って声をかけています。みんなで助け合い仕事ができる環境が整っていると思います。

ご家族から「ありがとう」と言っていただける看護を目指して

山岸さん

看護師としてケアが難しい状況もあります。例えば褥瘡ができてしまった患者さまがいて、毎日、洗浄し清潔を保って、薬を塗ることが最適な処置だとしても、施設やご家族の事情で難しいこともある。

患者さまだけの理由ではなく、患者さまの周囲の環境も含め、看護師として何ができるのか? 考えなくてはいけないんです。自分の知見を広げ、より快適に過ごせるケアを提供することで、そのギャップを埋めていけたらと思っています。

菅原さん

私の担当している患者さまは施設に入居されている方々ですが、終末期を迎える方も多くいます。最期が老衰に近い形であっても、最期まで医療行為を望まれるご家族もいらっしゃいます。もちろん患者さま本人、そしてご家族と話し合い、どうケアしていくか決めていますが、最期、苦しむ形になってしまう患者さまもゼロではないんです。

そのとき、私にもっとできることがあったのではないか? もっとご家族の心を開くことができていたたら……と葛藤を覚えます。

山岸さん

菅原さんの言うとおり “本当によかったのかな?” と自問自答することもあります。

菅原さん

看取った患者さまのことを思い出すと、少し涙が出そうになるんです。私たち看護師も担当している患者さまの最期は、寂しい、悲しい気持ちがあります。でも以前、あるご家族から『皆さんがいたから、最期の時間をゆっくり過ごせました。ありがとうございました』っておっしゃっていただいて……。そのときに、この仕事をしていてよかったと心から感じました。

看取ることは悲しいことですが、その先に『ありがとう』がある。いつもご家族が心からそう思っていただけるケアを提供したいと思っています。患者さまの人生に寄り添う仕事なので、看取りの形はご家族の数だけある。患者さまとご家族の想いに最期まで耳を傾けて、願いを叶えられるようケアすることが私たちの仕事なので。

山岸さん

本当に、ご家族からいただく『ありがとう』のことばが大きいです。 患者さまとご家族に寄り添ってきたことが間違っていなかったと思えます。

“人が好き”な看護師に挑戦してほしい
苦しいこともあるけれど、それ以上にやりがいのある仕事

菅原さん

訪問診療は患者さまとの距離がとても近いので、患者さまとご家族を大切にできる看護師に向いていると思います。ちょっとケアが大変なときも、患者さまが快適に療養するために頑張ろうって思うナースにとって、やりがいがある仕事だと思います。

看護師としては、今後、終末期のケアをもっと勉強していきたいです。さらに専門的な知識を増やし、患者さまとご家族のお手伝いができたらと思っています。

山岸さん

あと、相手の立場に立って物事を考えられる人がいいですね。心から看護の仕事が好きな看護師にとってやりがいある仕事だと思います。以前、看護師の仕事を離れていたこともあったのですが、看護師として患者さまから言われる『ありがとう』に勝るやりがいって感じられなかった。

患者さまの人生に看護師が携わるのは僅かな時間ですが、こんなに誰かの人生に濃密に携われる仕事ってなかなかないと思うんです。私は看護師の仕事が自分の生きがいなので、できるならば70歳まで、現役のナースでいたい!

菅原さん

そう、訪問診療の看護師は悲しいことばかりじゃない、やりがいのある仕事です。ぜひ興味があるナースは挑戦してみてほしいと思います。

山岸さん

“人が好き”な看護師に向いている仕事です。訪問診療は看護師が一人で訪問するクリニックもありますが、平郁会はメディカルサポーターと一緒に患者さまの自宅へ訪問します。もちろん、ケアで悩むことがあれば、看護師同士、相談できる環境もあるので、安心して訪問できるんです。

菅原さん

もちろん苦しいこともありますが、それに負けないくらい患者さまと過ごす時間に喜びがあります。たくさんのナースと一緒に患者さま、ご家族の笑顔を増やしていきたいです。

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SYSTEM & WELFARE

各種制度・福利厚生

各種制度・福利厚生をご案内

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定年制度

有り(65歳)※継続雇用制度あり

給与改定

年2回(4月、10月)
2021年度平均実績:年間で平均2.3%昇給
※当社人事制度・規定に準じる(会社の業績・個人の勤務評定・勤怠などを総合的に評価し決定)

各種社会保険

雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険、産前産後休暇、短時間正社員制度あり(お子さまが小学2年生にあがるまで)

通勤手当

あり(上限30,000円/月)

福利厚生制度

・永年勤続表彰制度(報奨金、有給支給あり)
・学会・セミナー参加補助
・外部福利厚生業者利用可(リロクラブ)
・診療費補助制度
・部署内歓迎会、懇親会費用補助あり
・財形貯蓄制度

試用期間

3ヶ月(条件変更なし)

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FAQ

よくある質問

よくある質問ををご案内

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Q

訪問診療は未経験ですが大丈夫でしょうか?

A

未経験の方でも大歓迎です。
入職後は医師や先輩スタッフに同行し、診療の方法や他職種との関わりを学ぶなど訪問診療の基本を知るところから始めていただきます。

Q

1日の患者さまの数は何人くらいでしょうか?

A

居宅は約10名/日、施設は半日で約25~35名程度が標準となります。

Q

どのような患者さまを診ることになりますか?

A

慢性疾患から末期悪性腫瘍、ターミナル期の患者さままで幅広く診て頂くことになります。
幅広い症例や処置に対応できるよう教育体制を整えています。

Q

1日の時間の流れは?

A

平郁会での一日スケジュール 9:00出勤。職員と打ち合わせ 9:30~11:50患者さまのご自宅、施設へ到着。診察を開始。
患者さまの過去の診察記録はすべてクラウド型電子カルテに保存されているため、そちらを確認しながら、医師と診察を行う
11:50~13:00午前中の診察を終了し、昼休み
スタッフと供に、近隣で昼食をとる
13:30~16:30午後の診察を開始。 16:30~17:30訪問車両で拠点へ移動
本日の診療内容を整理して、カルテの確認や各種書類作成等を行う。
18:00帰宅
オンコール呼び出しもない為、ゆっくり家族との時間をとる

Q

カルテは電子カルテですか?

A

電子カルテを利用しています。

Q

運転免許は必要ですか?

A

運転ができれば尚良いですが、必要に応じて、メディカルサポーターやドライバーも帯同します。

Q

夜間や土日のオンコールはありますか?

A

ありません。夜間時間外は専任のチームが対応していますのでゆっくりお休み頂けます。

Q

時短勤務は可能ですか?

A

可能です。お子さまが小学2年生にあがるまでの間、短時間正職員制度もございます。

Q

年末年始や夏季休暇について教えてください。

A

夏季休暇はありませんが法定とは別に年に5日間有給休暇が付与されます。年末年始の休暇は12/30~1/3となります。

Q

学会参加は可能でしょうか?

A

可能です。支援制度をご用意しております。原則年2回(国内)法人が補助しております。

採用に関するお問い合わせ・
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RECRUIT INFO

募集要項

募集要項・選考プロセス・応募方法をご案内

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  • 訪問
  • コールセンター

募集要項

募集職種
訪問診療看護師
雇用形態
正社員
仕事内容

■訪問診療の帯同、診療サポート
診療に付き添い、処置やカルテの代筆、施設スタッフや連携先への情報共有を行っていただきます。
訪問先で行う主な検査・処置:
- 予防接種、採血、心電図
- 膀胱留置カテーテル、経鼻経管栄養チューブの交換
- 褥瘡ケアなど
■多職種連携
患者さまの周辺にはクリニック外の看護師、薬剤師、ケアマネなど沢山の連携先があります。そのため、提出書類の準備やお電話でのコミュニケーションをお願いしております
自動車運転免許取得者優遇!
クリニックごとに運転業務が発生する場合もありますので、応募の際にご確認下さい。

業務の特徴

【訪問未経験者も歓迎】
患者さまをお支えする範囲は「治療」を超え「生活そのもの」にまで踏み込みます。
一人を支えるために、多数の関係者が登場するため、医療の要となっていただける看護師さんを探しています。
スキルについては、専門外の診療や未経験の処置は、法人に所属する医師や看護師がチームで支援いたしますので、在宅未経験でもご安心ください!
事務的な部分もメディカルサポーターが常駐しているので協力体制が整っています!
※居宅の方・施設に入居される方どちらも訪問しております!

【夜勤なし!夜間オンコールなし!残業少なめ!】
患者さまの求める質の高い医療・生活を提供する一方で、持続可能な働く環境づくりにも力をいれています。18時以降は法人内の夜間コールチームに引き継ぐため、夜勤・夜間オンコールはありません。残業時間少なめ(~20時間/月)の環境です。
【訪問診療クリニックと訪問看護ステーションの違いって・・・?】
訪問看護では看護師単独で患者さまのもとに訪問しますが、訪問診療クリニックの場合は「診療」をすることがメインとなりますので、原則として医師とセットで訪問していただきます。
住み慣れた環境でどう過ごされたいのか患者さまご本人とご家族のニーズをヒアリングしながら、どのように医療が介入すれば希望を叶えて差し上げられるか、共に考え実現するお仕事です。
近くに医師がいるため「生活スタイルに合わせて内服はこんな風にタイミングを変えてはどうか?」「ご家族はどんなことを心配されているからこのような方針にしてはどうか?」など相談しながら患者さまをサポートすることができます。

給与

【常勤】年俸制
正看護師 4,000,000円~
准看護師 3,700,000円~
※固定残業代(30時間分)含む
◎給与は経験、スキル等を考慮し決定します。地域により基準が異なります。上記は東京・神奈川・千葉勤務の場合の下限年収になります。

勤務地

クリニック所在地により異なる

勤務時間

9:00~18:00(60分休憩)

休日

完全週休2日制(土日祝日)
・年末年始休暇:12/30~1/3
※但し、GWや年末年始は対応いただく可能性がございます。その場合は振替休を取得
・有給休暇:初年度15日(週5日勤務の場合)
・慶弔休暇:法人規程内支給

〇産休・育休復帰率(22年3月時点)
法人内看護部の復帰率は100%

募集要項

募集職種
コールセンター看護師/准看護師
仕事内容

■電話受付
■往診チームとの連携、電話折り返し案件の取次
■PCへの問合せ情報の入力
-相談内容-
■介護施設からの報告(当院医師からの指示についての結果報告)
■お看取り、熱発、転倒、デバイス抜去、内服薬等の相談
単に医師へ取次をするだけではなく、電話を通じて患者さまやご家族の心配を取り除いたり、和らげたりする役割を担うやりがいのある業務です。
入社時に必ずOJTを行い、ラダーを用いて丁寧に指導します。業務中も先輩看護師がフォローしますので、電話対応が初めての方でも安心です。

給与

【常勤】年俸制
正看護師 4,500,000円~
准看護師 4,500,000円~
※固定残業代(30時間分)、固定深夜手当(91時間分)含む
◎給与は経験、スキル等を考慮し決定します。地域により基準が異なります。上記は東京・神奈川・千葉で勤務された場合の下限年収になります。

月給内訳

・基本給:272,364円~
・固定残業代:63,870円~
・固定深夜手当:38,766円~

パート

平日・土日祝夜勤:25,200円/回(日給)
土日祝日勤:16,000円/回(日給)
通勤交通費支給 上限月30,000円(当社規程に基づき支給)
試用期間3ヶ月あり(条件変更なし)
※昇給:お任せする業務内容(リーダー業務)や勤務回数などにより昇給あり
※固定深夜手当(91時間分)・固定残業代(30時間分)含む
※超過分は別途支給
※給与は経験、スキル等を考慮し決定

勤務時間

2交替制
シフト制(1ヶ月単位の変形労働時間制)
※週平均実働40時間

〈常勤〉
勤務時間
《日勤》:9時から18時(実働8時間/休憩60分)
※シフトにより両時間帯の勤務がございます。
《夜勤》: 18:00~9:00(休憩:法定通り)

■1週間のシフト構成
《パターン①》 平日:夜勤2回、土日祝:日勤1回
《パターン②》 平日:夜勤1回、土日祝:日勤2回
《パターン③》 平日:夜勤1回、土日祝:夜勤1回、日勤:1回
※4週160時間で勤務時間調整いたします。
GW・年末年始は出勤必須(振替休暇を取得可能できます)
※残業は月10時間以内
※仮眠部屋、休憩部屋完備

  • 訪問
  • コールセンター

選考フロー

  • 1

    採用ホームページよりエントリー

  • 2

    履歴書、職務経歴書提出

  • 3

    書類選考

  • 4

    面接(1,2回)

  • 5

    内定

採用に関するお問い合わせ・
ご相談・見学はこちら

# 挑戦

挑戦を重んじ、挑戦する者に機会が
十分に与えられる

医療業界未経験、無資格の方でも挑戦できる

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# 成長・活躍

目標管理制度などがあり、
各種研修とは別に
個の成長を促す取り組みがある

評価シートがあり、段階的に成長することができる。

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# 責任・委任

ひとりひとりが確かな責任を持ち、
また、任せ合うことができる

担当施設、患者さまが決まっているため、
一人一人に担当者として
責任のある仕事が求められる

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# 尊重と協調・建設的

年次・経験に関わらず
ひとりひとりを尊重している
何事も建設的に話し合い、
業務を進めていくことができる

「タテ」ではなく「ヨコ」の関係であることを強調し、
チーム医療を推進している。

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# 誠実・謙虚

年次・経験に関わらず、
互いに向き合うことができる

すべては患者さまのためにを合言葉に行動している

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# 遵守

コンプライアンスはもちろん、
組織、チームのルールを守る

ハラスメントの研修などが行われていたり、
事務長がルール遵守を推進している。

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# 仲の良さ

人間関係が良好である

若いスタッフが多く、和気あいあいとした雰囲気である

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# 改善

業務に常に改善の意識があり、
今よりもより良いものを
目指すことができている

効率化委員会、レセカル委員会、医療安全委員会などの
委員会で業務改善を行うミーティングを
定期的に行っている

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# 共育 共助

共に学び共に成長する意識がある
助け合う精神がある

「タテ」ではなく「ヨコ」の関係であることを強調し、
チーム医療を推進している。

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# 透明性と共有

組織的にブラックボックスがなく、
透明性が担保されている

毎月コンディションチェックを行うシステムがあり、
見えない声も拾える体制がある。

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# 指導

上司や経験のある者が、
部下、経験のない者に
しっかりと指導する取り組みがある

研修制度が確立している

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# 楽しむ

仕事を楽しむことができている

患者さまに「ありがとう」と言われることが一番楽しい

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# 変革

確かな結果を導くために
前例主義を脱却し、
変えていく意識と行動がある

常に新しい取り組みに挑戦している

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# 即決・即応

意思決定や行動が早い

風通しのよい法人で意思決定スピードは速い

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# 熱意

社会貢献したいという意欲が高い人が多い

患者さまが家で最期まで暮らせるように日々努力している

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# 社会貢献

医療に携わることで社会貢献できる

自身が社会貢献していると実感できる

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