みんなの市川クリニック 相談員
寺島 亜希
平郁会在籍2年目

介護業界で長く相談業務を務めてきた寺島亜希。新たに医療業界の相談職を経験することでのステップアップを目指し、転職活動を行う。入職2年目の現在、さらなるチームワークや業務効率化を意識しながら、患者さまと訪問診療との橋渡しを行う。

苦手意識のあった医療業界へ挑戦し、
相談職としてのステップアップを図りたい

前職は介護会社での相談職です。ケアマネージャーの資格や介護職の経験もあり、介護業界での経験と知識はある程度積めていると自負する反面、苦手意識を持っていたのが医療の世界でした。転職に踏み切ったのは、その苦手意識を克服して医療分野での相談業務を経験し、ステップアップにつなげたいと考えたからです。中でも、在宅で過ごしたい方の健康や体調管理の要となる訪問診療には前々から関心を持っていました。
前職で患者さまと触れ合う中で、医師にはうまく話せないことも私たちケアマネージャーには相談しやすい等のお声をいただくことがありました。そうした経験からも、訪問診療の世界で患者さまと医師との橋渡しがしたいと思いました。 平郁会への入職を決めたのは、面談の際に担当の方が話してくださった仕事の流れが非常に分かりやすく、このクリニックで業務に携わる自身の姿がとてもイメージしやすかったこと、また訪問診療に対する真摯な姿に感銘を受けたことも決め手となりました。

患者さまと訪問診療を繋ぐための
最初の窓口であり、橋渡しをする役割

相談職の主な業務は電話での相談対応、新患の受け入れに際する調整・契約・初診同行、それらに伴う進捗状況の管理となります。
入職後1ヶ月間は事務長が付いてしっかりと仕事を教えてくれました。訪問診療の相談職では患者さまやそのご家族だけでなく、医療職の方への対応もしますので、知らない医療用語が飛び交う中で大切な情報を聞き漏らすまいと必死に勉強する日々でした。当時は人員も少なかったので毎日本当にめまぐるしかったですね。現在は事務のスタッフも入り、だいぶ分業化が進んでいます。

業務にあたる上で大切にしていることは、患者さまの不安なお気持ちに寄り添い、初診時に良い先生に出会えてよかったと安心していただけるよう尽力することです。そのためには相手が何を求めているかを柔軟に受け止める姿勢、また視野を広く持って情報処理していことも大切だと考えています。患者さまはもちろん、医師と看護師にとっても滞りなく診療が行えるようサポートしていきたいと思います。

医療の世界で自身の成長を感じながら
患者さまやスタッフの力になれる喜び

相談職が患者さまと関わるのは最初の電話相談や契約、長くても初診までとなります。そうした中で、担当した患者さまからわざわざお礼のお手紙をいただいたり、お見送りの際にご家族から「相談員さんにとてもよくしていただいた」などのお言葉をいただけた時は本当にうれしいです。私のことが記憶に残らずとも、関わらせていただいた患者さまを医師と看護師がしっかり支えることができた時もホッとしますし、みんなでがんばれたという実感があります。入職当初は医療用語に苦戦しましたが、今では緊張感を持ちながらも医療職の方々と肩を並べてやりとりすることができるようになり、ここまで知識を深められたのだなあ、と実感しています。

現在勤務しているクリニックは規模が小さい分、スタッフ同士のコミュニケーションが密に取れていますし、人間関係もとても良い職場だと感じています。何かあっても一人で抱え込まずに他職種の皆に相談でき、助けられることもしばしばです。医師、看護師、メディカルサポーター、事務、相談員が互いを尊重し、学び合いながら強いチームワークで仕事ができていることは誇りです。 スタッフが増えている現在は残業削減、分業化、業務効率化への取り組みもますます強化されており、こうした働き方についてもみんなで話し合って進めているところです。

チーム力をさらに強化し、地域への貢献を
充実したワークライフバランスも目指したい

医師やスタッフが増え、体制も新たになってきている今、スタッフ同士の連携をより強固にしてチーム力を高めていきたいです。そして地域の方々に頼られるクリニックを目指し、日々精進していきたいと考えています。私自身の課題としましては、これまで働いてきた中で見えてきた自身のデメリットを改善し、キャリアアップしていくことです。今後さらに仕事とプライベートのバランスの取れた有給ライフをみんなで送れるよう、適切な業務効率化にも取り組んでいきたいです。

平郁会で活躍できる人材は、自宅で暮らしていく患者さまを支えたいという意欲のある方、在宅支援に興味のある方、広い視野で業務に取り組める方でしょうか。そんな方と働くことは私自身にとっても勉強になりますし、こちらからお伝えできることがあれば全面的に協力していきたいと思っています。

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